試写会へ行ってきた

今日、東京・赤坂で行われた「ヒロシマ・ナガサキ・ダウンロード」の試写会に行ってきました。

この映画は竹田信平監督が北米各地に住む被爆者の方を訪ねて、インタビューしていく作品なのですが、一番、気に入ったシーンは本当に偶然だったそうですが、アウシュビッツ収容所の生き残りの女性と話す場面です。

試写会の直後の懇談でも話したのですが、被爆者へのインタビューだけだと単に遠い出来事のように感じてしまいがちです。まして、自分の場合は親戚が広島県呉市に住んでいることもあって、よく夏休みに呉へ行きました。小さい頃に呉の地でテレビをつけて、ニュース番組をみるとだいたい「原爆」関連の特集ばかりで、何度も同じ視点、原爆だけが戦争被害なの?他の戦争被害は?そんなことが心に引っかかり、どうしても原爆関連の特集を避けていました。(広島や長崎の悲惨さをおとしめるつもりはありません。)

アウシュビッツから生き残った人の話がまざることで被爆者への共感が増したように感じました。同じような被害者だ。自分だって戦争でこういう被害にあうかもしれないとね。戦争被害だけではなく、3月11日の東日本大震災などの災害による被害、その他いろいろな形で味わう災害そして、それに続く多くの苦しみ、そこが被爆者の体験談と重なり合う。まるで身近な出来事のように感じました。

8月に渋谷のオーディトリウム渋谷でロードショーが組まれるそうです。お時間のあるみなさま、ぜひ行ってみることをおすすめします。


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