一日目から大混乱

コロラドスプリングスの球場 

第一日目、向かう場所はコロラドスプリングという街です。この街は温泉が出ることで知られた保養地です。そして標高が2000mを超えます。その標高2000mを超えた街にマイナーリーグの本拠地が存在します。その名はコロラドスプリングスカイソックス!デンバーを本拠地とするコロラドロッキーズ傘下3Aのチームです。しかし、そのチームに注目している選手がいるわけではありません。この日の相手・ソルトレイクビーズ(ロサンゼルスエンジェルス傘下3A)に注目している選手。

スティーブンシェルが登板しそう

という情報をつかんだからです!このために数千kmも旅するわけですから、本当に野球バカです。まあ、もっとも一番メジャーに近いレベルの3Aの試合を一度観てみたかったというのも大きかったですがね。

さて、コロラドスプリングへは成田から直行便は飛んでいません。ルートをあれやこれやと考えた結果、サンフランシスコ経由でコロラド州の中心都市・デンバーへ飛び、そこから車でコロラドスプリングへと向かうことにしました。

(サンフランシスコやロサンゼルスからコロラドスプリングへの直行便もあるけど、チケットの関係でデンバーまでにしたのです。)

今回の旅行である秘密兵器を用意しました。それは…

つば九郎パペット

過去に、小さい子供の泣き声で、機中ほとんど眠れず苦労した経験があります。1時間か2時間ぐらいならまあ、我慢できるのですが、これが成田と北米を結ぶ路線になると最低8時間、下手をすれば12時間我慢比べをしなければなりません!おまけに狭いエコノミーシートです。本当に我慢比べ大会になってしまいます。多少なりとも快適にかつ、小さい子に納得できるものを用意したほうがいいだろうと考えたからです。その効用を試すチャンスが来たようです。列をはさんだ反対側には赤ちゃんと若い母親がすわっていました。

つば九郎パペットを持っていった成果は…

効果抜群!

ちょっと、動かしただけで泣き止んで笑って、静かになりました。おかげで親御さんだけでなく、隣の人からお菓子もいただきました!旅のお供には最適なようです。

コロラド州の州都・デンバーには現地時間の夕方、無事到着。早速、レンタカーの手続きを済ませます。思わず、ミニバンがあたりびっくり。しかも

ギアシフトがコラムシフト!

つまり、ハンドルとかとおなじところにギアシフトがついているのです。このような車はほとんど運転したことがありません。本当にどきどきしながら、右向いて左向いて、運転!一路、コロラドスプリングへと突き進みます。とかっこよく書きたいところですが、そうはうまくいきません。空港前のフリーウェイからいきなり、道をまちがえました。幸いすぐに気がつき修復することができましたが…

今度は大渋滞!

これには参りました。帰りの帰宅ラッシュ時に当ってしまったようです。普段だと、たぶん10分ぐらいでいけそうな距離を30分近くかかってしまいました。

渋滞をぬけると、コロラドスプリングへとフリーウェイを直進。外は田園風景が広がっています。とにもかくにも直進。とりあえず、泊まるホテルへと向かいました。なんとかたどり着いたのはいいのですが…もうすでに試合が始まっている午後7時すぎ…チェックインを急いで済ませて、いざ、出陣!!

ところが、ナビを信じすぎたのが失敗の元、そこには球場がない場所にたどりつきました。仕方がないので住所を手入力したら、ぜんぜん違う場所だということが判明。行くだけいってみよう!と心に決め、球場へと向かいました。なんとか、球場に到着すると、スタッフをみつけ、記者証をもらえる場所はどこか尋ねました。実はこの球団にいたSさんが配慮してくださり、記者扱いで入らせてくれたのです。指定された場所へ行き記者証をいただきました。

そして、入ってみると…

試合は8回…コロラドスプリングが一方的リード!(T T)

スティーブンシェルはすでに8失点ほど打たれてノックアウト!

日本からサンフランシスコ経由でデンバーに至り、やっと球場に着くやこの有様!ちょっと泣けてきました。まあ、半分は自業自得な面はあるけど、そりゃあ、ないぜという気分にもなります。

試合後、Sさんの案内でホームチームのクラブハウス、そして、選手たちがいるロッカールームへ入ることができました。

マイナーリーグの最高レベルの3Aということもあるのでしょうが、言われているほどみすぼらしさはありません。日本の地方球場と呼ばれるところのベンチ裏とか関係者席とかみたことがありますが、日本の地方球場のほうがひどいというのが率直な感想です。

ロッカールームの選手たちは素っ裸もいればラフな格好をしている人たちもいます。試合後の食事(ちらっとみたら、温かそうなパスタだった)をとっている選手もいます。ちょうどその時に行われていたメジャーリーグのロッキーズとエンジェルスの試合を見つめている選手もいました。中にはエリック・アイバーという選手が気になるのか?テレビを見ている選手に出ているかと聞いている選手もいました。

エリック・アイバーは自分が来る直前まで3Aにいました。もしかしたら、その選手は同郷(ドミニカ出身の選手はどのメジャーチームも多い)でなおかつ、同じリーグでプレーする機会(エンジェルスもロッキーズも傘下のマイナーリーグチームが同じリーグになることが多い)も多いことから、彼のことがいろいろな意味で気になったのかもしれません。

Sさんの話だと、メジャーはもっとすごいそうです。

クラブハウスの食事におすしとかもでるそうです。

試合後、Sさんがお世話になっているというライさんという方を紹介してくれました。当時、ライさんは球団の副社長でした。外は暗く、夜もふけた遅い時間でしたが、ああ、来てよかったなあ!という温かみを感じる方というのが率直な感想です。

その後、Sさんと夕飯を共にとりました。アメリカには何度か行っていますが、球場以外のところで食事を食べた際、一人ということしか体験したことがありませんでした。はじめてということもあり、非常に楽しい食事を経験することができました。


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