デーゲームもまた楽しい

コロラドスプリングスは温泉の街です。といっても日本のように温泉旅館が多数あるという感じではありません。ただ、自分が泊まったホテルにはスパがついていましたし、コロラドスプリングスの球場には温泉につかりながら、シャンパングラスをかたむけ、まったりスカイソックスの試合を観戦できる場所があります。(それも聞いたら超良心的金額で観れる)

朝食を食べて、スパにつかってから行く場所…

それは球場!

この日はデーゲーム!試合は午前11時開始です。ちなみに前日、試合を終えたのが午後10時ぐらいですから。後片付けとか終えるとして午後11時ぐらい。自宅や宿舎に戻って…それを考えて行くだけで、相当ハードな日程というのが手に取るようにわかります。選手・関係者のみなさまのタフさにはほとほと敬意を覚えます。

道順も覚えましたし、プレスパスもいただいているので10時ぐらいには出発して、球場へと向かいました。渋滞もなく20分ほどで到着!早速ゲートでプレスパスを見せると、写真撮影をするついでにスティーブンシェルを捜します。しかし、前日に登板したこともあるせいでしょうか?彼の姿がまったく目に留まりません。

選手たちは試合前の練習、というより軽いキャッチボールをしています。その日のソルトレイクビーズの先発、ジャレッドウィーバーがやってきました。試合前ということもあり、ぴりぴりした雰囲気が少し離れたところでも感じられました。そのぴりぴりした雰囲気を察してか、外は曇り、なんと雷が鳴るという天気でしたが、幸い大雨にはならずにすみました。

プレスボックスは非常に立派なつくりでした。中に入ると資料が用意されています。両チームの先発投手の本当に細かいデータ、そして注目選手、例えば、そのときは松井稼頭央がいました。彼のデータなどなど、本当に資料がきっちりと整えられていました。後で知ったのですが、こういった細かい資料を用意する理由は取材をする記者たちに資料とかを調べる手間をはぶき、取材に専念させるための配慮ということです。

プレスボックスで配られる資料はその試合ごとに作成されたものです。前日のものはすぐに廃棄されるようです。実は前日のスティーブンシェル投手が登板したときのソルトレイクビーズの資料がほしいのでこの日、スタッフの方に聞いたところ、もうないという返答をもらいました。ちょっと残念でしたが、使い回しをせず、毎試合ごとに資料を用意するという考えには野球に対する「誇り」を感じました。

この日は午前11時開始です。お客さんが来るのかな?と思ったら、たしかに前の日のナイターよりは少ないけど、来るじゃありませんか!!でも客層があきらかに違います。それは子供たち!!ほとんどが小学生前後の子供たちです。

もちろん、お行儀よくみているわけではありません。

さしずめ、球場が子供たちの遊び場になっているようです。

試合中、ソルトレイクの先発、ウィーバーは3Aでは格の違いを見せつけるような好投を繰り広げている中、マスコットと子供たちが、球場内の通路でジェシカを踊っている光景も目にしました。

さて、プレスパスというありがたいものをいただいた私、いろいろ動いていたりしているうちにのどがかわいてきました。売店でコーラを購入したら、球団スタッフに呼び止められました。なんと…

なんでわざわざ買ったんだ!

プレスボックス内に冷蔵庫があるから、そこから自由に飲んでいいんだぞ!

ということでした。よくプレスボックスの中に入ると、コンビニにあるような冷蔵庫に缶が入っているじゃないですか!!他にも、小さなケーキとかサラダとかが食べられるように準備されていました。

本当に至れり尽せりというのはまさにこのこと!

日本の球場はどうなのでしょうか…

マウンドとプレス・記録席が離れているので、交代の連絡もほとんど来ません。時々、無線で

ブルペンでxx(背番号)が練習し始めた。

とか連絡が入ります。だいたい、そういう連絡が入ると変わり目らしく、ピッチャーが交替すると双眼鏡とかで記録の方々が背番号をチェックして、その該当する選手を記録しています。日本だと、記録員席がグランドの真横にあるケースが多いので、すぐに口頭で連絡していますが、アメリカの場合は記録員席、プレスボックスがまったく別なところにあるケースが多いのでそうなっているのかもしれませんね。

試合はソルトレイクが先発のウィーバーの好投もあり、9-3で勝ちました。この日、勝ち投手になったジャレッドウィーバーはすぐさまメジャーに戻り、エンジェルスの主力投手の一人となりました。