たけたけの部屋

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2007

チャンスを自ら掴む者摘む者

Author-たけたけ

何人かのトライアウト受験の投手が登板し、ナゴヤ球場へ来るきっかけを作ってくれた一人、小林亮寛さんが登板しました。登板した際に一緒にいた友人は

「亮寛!」

と大声で叫びました。小林亮寛さんによるとこの声は聴こえていたそうです。そして励みになっていたということです!

この日のシート打撃テストは5人の打者と対戦できる形でした。記録をつけていました。ただ残念だったのは、後の投手があまりにすごいことをやってしまい、そのショックで誤って消してしまったのです。悔やみます。

彼は140km前後の球を中心に投げていました。2安打を打たれてしまいましたが、そんなに強烈に打たれたというイメージはありませんでした。後に続く人に彼なりの見本を見せたような立派な投球でした。そういうオーラを感じました。

小林亮寛さんの次に登板したのは、ファイターズの鎌倉でした。彼は入団当初から注目していました。そして陰ながら応援もしていました。2005年には入団2年目ながら1軍の先発陣の一角として食い込み、7勝をあげるなどがんばっていました。しかし、たびたびけがをしてしまい、今年はイースタン混成チーム・フューチャーズとの試合で登板した以外は登板したことがなく、戦力外となった投手でした。

神奈川から来た友人はマウンドへ上がった鎌倉に

「愛媛から来たんだよ~」

と大声で叫びました。

彼の姿には1年目、2年目にみたダイナミックなサイドスローの面影はまったくありませんでした。しかし、こうやって応援してくれる人がいるトライアウトで存在感を示したい、そして結果としてあわよくばどこかの球団が採用してくれればという本人の心はスタンドからも嫌というほどわかりました。そしてバックネット裏には彼の地元、愛媛にも球団をもつ四国アイランドリーグを創設した石毛氏もじっと見つめていました。彼のように四国出身で再度を挑戦したい若者を四国アイランドリーグに連れて行きたいという思いで見ていたのかもしれません。

とはいえ結果は残酷なものでした。結果も打者5人に2つのデッドボールと3つの四球。背中をすり抜ける球もありました。スピードも127kmとプロの投手としてはお世辞にも速いとはいえません。本来であればデッドボールや四球を与えた打者とは再度の対戦がありますが、この5人との対戦後、彼は自らマウンドを去っていきました。その光景は助けを求めたいけど言えない悲しさ。自らの手でチャンスを摘み取ってしまったくやしさがにじみ出ているのが手に取るようにわかりました。

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2007 年 12 月 6 日| コメント (0) | トラックバック (0)

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2007

惰性をぶっ壊したのは

Author-たけたけ

時間が経つのも早いもので2008年度2回目の12球団合同トライアウトが翌日と迫った11月26日、また、行こうか行くまいか迷っていました。しかし、心の奥底から声が聴こえてきました。

「このまま行かないでどうするんだ!行かずに後悔するよりも行って後悔しろ!逆境に打ち勝とうする彼らをみないでどうするんだ!」

この声に後押しされるように、高速バスのチケットや帰りの新幹線のチケット確保へと自然と向けられていました。そして、決断から数時間も経たないうちにドリーム号のバスの中にいました。名古屋までの車中でなぜかそんなに眠れませんでした。こういった長距離夜行で眠れないのは昔からの悪い癖です。

ナゴヤ球場には8時40分過ぎに到着。受験者がタクシーなどで続々とやってきていました。しばらく球場の外で待っていると前回も一緒だった友人がやってきました。

9時過ぎに一般の人たちも入場できるようになり、友人と一緒に入りました。もう12月も近いせいか寒く、どんよりとした曇り空でした。受験者は明らかに前回よりも少なく、23人とさびしいものでした。選手たちもどことなく希望を失いかけている態度が出ていました。観に来ている球団関係者も前回に比べて、どことなく緊張感がありません。

 まわりも含め、希望を失いかけた態度を一変させる選手がシート打撃テストの2番目に投手として登板してきました。そう、ジャイアンツ球場でのトライアウトの際に投手としても野手としても登場した藤井宏海です。

藤井M 柴田ファーストゴロ 近澤三振 十川三振 三浦三振 柴田盗塁失敗 石橋見逃し三振

ともすれば、まわりも含め、すべてがただやっているという雰囲気をぶっ壊したのです。希望を見出すトライアウト本来の役割を彼は行動で示したのです。もちろん、野手としても登場。安打を放ちました。12月を過ぎましたが、まだ、彼をどこかの球団が採用したというニュースは届いていません。これだけの才能を捨てるのはもったいない!活躍する選手にある「華」が彼にはあるのですから。

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このサイトについて

こんにちは。

「たけたけの部屋」はとあることがきっかけで自分のサイトを持とうと考えて、管理人 竹村裕児が作ったサイトです。

数年前よりwordpressという存在を知り、見よう見まねで導入。

そして、2011年2月から、シンガー・ソングライター 宇津雄一さんの「宇津雄一の宇宙一ラジオ」、2012年2月よりSMA HEET PROJECTのメンバー8組によるフクローズのラジオ番組「フクローズラジオ」をこの「たけたけの部屋」から配信しています。

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